慶應義塾大学を卒業後、2005年にTBSテレビへ入社した青木裕子。彼女の才能を瞬く間に全国区へと押し上げたのは、言わずと知れた名物番組『サンデージャポン』だった。予測不能な展開が連続するスタジオで、爆笑問題をはじめとする個性派パネラー陣のトークを巧みにさばきつつ、時に自らも絶妙なユーモアを差し挟む姿は、情報バラエティの新たな進行役像を確立した。
しかし、彼女の魅力はバラエティでの瞬発力だけに留まらなかった。夜の看板報道番組『NEWS23』のキャスターを務めるなど、ニュース報道の最前線でも真摯に言葉を紡ぎ続けた。硬軟を自在に行き来するアナウンススキルと取材現場で見せる誠実な眼差しは、制作スタッフや視聴者から厚い信頼を獲得。この時期に培われた「相手の本音を引き出す傾聴力」と「複雑な事象を平易に伝える言語化能力」が、現在の活動を支える強固な土台となっている。