近年のサウナブームにおいて、箱根湯寮がサウナーの聖地として崇められている最大の要因が、大浴場内に鎮座する「熱風サウナ」と、名物の熱風ロウリュサービスです。
サウナストーンにアロマ水を注ぎ、立ち上る高温の蒸気をスタッフが大うちわで力強く旋回させる熱風ロウリュは、毎日定期開催(平日11:30以降毎時、休日10:30以降毎時など)されています。アロマの心地よい芳香とともに体感温度が一気に急上昇し、毛穴という毛穴から一気に汗が噴き出します。
サウナ直後のクールダウンを支える水風呂には、箱根山麓の豊かな沢水が掛け流されており、水温は通年で15℃〜16℃前後の絶妙なセッティング。水質のまろやかさは肌への刺激が極めて少なく、愛好家から「羽衣が瞬時にできる」と高く評価されています。緑生い茂る木々を眺めながらのデッキチェアでの外気浴は、深遠な「ととのい」の境地へと導いてくれます。
サウナや温泉で心身を研ぎ澄ました後は、館内の食事処「囲炉裏茶屋 八里」が待っています。中央に配された炭火の囲炉裏でじっくりと焼き上げられる「山女魚(ヤマメ)や鮎の塩焼き」は、皮はパリッと香ばしく、身はふっくらとジューシーで、訪れた利用者の大半が注文する名物料理です。
さらに、箱根名物の国産大豆を使用した豆腐料理や、喉越し爽快な二八蕎麦、季節の御膳など、健康と美食を両立したメニューが揃っています。囲炉裏を囲む落ち着いた座敷席で味わう滋味あふれる料理は、日帰り旅の満足度を決定づける重要な要素となっています。