開かなくなったダイヤルポストを確実に解錠するには、まず内部のディスクを完全にフリーな状態へ戻す「リセット初期化」が不可欠です。大手ハウスメーカーや富士建設工業などの入居者向け解説でも推奨されている、失敗しない解錠ステップを順を追って解説します。
ステップ1:ダイヤルの初期化(リセット操作)
まず、どちらの方向でも構いませんので、ダイヤルを時計回り(右方向)に最低でも2周〜3周以上、勢いよく連続して回します。これにより、内部でバラバラになっていたディスクが連動し、初期状態へとリセットされます。開かないトラブルの半数以上は、この作業を挟むだけで解消されます。
ステップ2:1つ目の番号を合わせる(例:右へ「7」を2回)
初期化後、ダイヤルを時計回り(右)に回し始めます。途中で「7」を1回通過させ、2周目に差し掛かって「7」が目印の矢印(▲)にピッタリ重なった瞬間にピタリと止めます。もし勢い余って「7」を行き過ぎてしまった場合、絶対にダイヤルを左へ逆戻りさせてはいけません。逆回転させた時点で内部の連動が崩れるため、最初のリセット操作(右へ2〜3周)からやり直す必要があります。
ステップ3:2つ目の番号を合わせる(例:左へ「2」を1回)
1つ目の番号で止めた状態から、今度は反時計回り(左)にゆっくりと回します。途中で数字を通過させることなく、最初の「2」が矢印に到達した位置で止めます。
ステップ4:扉を手前へ引く(またはツマミを回す)
指定の数字に合致したら、ダイヤルそのものを手前に軽く引くか、ツマミが付いているタイプは解錠レバーを引きます。郵便受けの扉が古い場合、パッキンの張り付きや建付けの歪みで引っかかっていることがあるため、ダイヤルを押しながら、あるいは扉を軽く押し込みながら引くのが解錠のコツです。