本書を読んだ後に最も重要となるのが、実際の現場で使える抽象化能力 鍛え方の実践です。単に知識として蓄えるだけでなく、日々のルーティンに「往復運動」を組み込むトレーニングが推奨されます。
細谷氏の続編でもある『具体と抽象トレーニング』をはじめとする関連書籍でも強調されている実践アプローチとして、次の3つの習慣が効果的です。
- 「要するに何か?」と自問する(抽象化):ニュースや日々のタスク、顧客からのクレームに触れた際、固有の固有名詞を削ぎ落として「パターン」を見出す。
- 「たとえば何か?」と具体例を出す(具体化):抽象的なビジョンやスローガンを耳にした際、誰もがイメージできる行動レベルの例に落とし込む。
- 「アナロジー思考」を使う:全く別の業界や日常の事象から共通点を見つけ、「この課題は、料理で言えば下ごしらえの不足と同じだ」と横展開して考える。
これらを習慣づけることで、論理的思考力 ビジネス書を何冊も読み漁る以上に、本質を瞬時に見抜く地頭の強さが身につきます。