プラセンタは肝臓に悪い?数値悪化の真相と危険な落とし穴を検証

プラセンタは肝臓に悪い?数値悪化の真相と危険な落とし穴を検証

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Q1:プラセンタ注射を1回でも打つと、本当に一生献血ができなくなるのですか?
A1:事実です。ヒト胎盤を原料とするラエンネックやメルスモンなどの医療用注射薬を過去に1度でも投与された方は、日本赤十字社による献血および骨髄バンクへの新規ドナー登録ができません。これは、未知の感染症(特に変異型クロイツフェルト・ヤコブ病=vCJD)の輸血感染を防ぐための国際的な安全対策であり、これまでにプラセンタ注射による感染例は国内外で1件も報告されていませんが、ルールとして厳格に運用されています。なお、豚や馬由来の「経口サプリメント」であれば献血制限の対象にはなりません。

Q2:健康診断の直前にプラセンタサプリを飲むと、肝機能の検査数値に影響しますか?
A2:影響を及ぼす可能性があります。過剰な量を摂取していたり、体質的に合わない添加物が含まれていたりすると、肝細胞が一過性のダメージを受け、採血結果でAST(GOT)やALT(GPT)の数値が基準値上限をオーバーすることがあります。正確な健康診断の結果を得るためにも、検査前数日間は規定量を超える無理な服用を控え、可能であれば検査担当医にサプリメントの服用状況を申告しておくのが賢明です。

Q3:プラセンタで肝臓に負担がかかっている場合、自覚症状はありますか?
A3:初期の段階では自覚症状がほとんど出ないのが「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓の特徴です。しかし、障害が進行すると「十分な睡眠をとっても抜けない全身の重だるさ」「食欲不振」「吐き気」「皮膚や白目が黄色っぽくなる(黄疸)」「尿の色が紅茶のように濃くなる」「皮膚のかゆみ」といったサインが現れます。サプリメントの摂取開始後にこれらの症状を感じた場合は、決して「好転反応」などと見過ごさず、直ちに服用を中止して消化器内科を受診してください。

吉田 誠
著者

吉田 誠

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