いろいろ考えすぎて眠れないのはなぜ?思考の暴走を数分で止める科学的対策

いろいろ考えすぎて眠れないのはなぜ?思考の暴走を数分で止める科学的対策

いろいろ考えすぎて眠れないのはなぜ?思考の暴走を数分で止める科学的対策に関する基本知識を徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。

不眠治療の臨床現場で世界的な標準とされるのが、薬物に頼らないCBT-I(不眠症認知行動療法)だ。眠れない夜に「早く寝なければ明日が壊れる」という破局的思考に陥る悪循環を、認知行動療法のフレームワークによって解体していく。

その中でも、思考の暴走を数分で遮断する具体策として注目されているのが「認知シャッフル睡眠法」である。例えば「ねこ」という単語を思い浮かべたら、「ね=ネクタイ、こ=コイン」のように、ランダムで脈絡のない映像を頭の中で次々と想起していく。ランダムな情報の羅列は、脳の論理的思考回路を意図的に混線させ、「現在は安全であり、思考を維持する必要がない」というシグナルを脳に誤認させる。結果として、過剰な警戒モードが解かれ、自然な入眠へと導かれる。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。