Q1:点滴の途中で針が抜けてしまった場合、刺し直しても大丈夫ですか?
A1:一度抜けてしまった針は、被毛や空気に触れて雑菌が付着しているため、絶対にそのまま再刺入してはいけません。再開する場合は必ず新しい滅菌針(翼状針)に交換してください。また、目標投与量の半分以上がすでに入っており、ペットが強い警戒心を見せている場合は、無理に刺し直さずその回の投与は残量分で終了とし、次回以降に調整するのが安全です。
Q2:点滴の液が途中でまったく落ちなくなりました。どうすればいいですか?
A2:まず输液ラインのクランプ(ローラー管)が開いているか、チューブが折れ曲がっていないかを確認してください。器具に問題がない場合、針先が皮下の組織壁や筋肉層にぴったり張り付いている可能性があります。針の根元を軽く持ち、数ミリ手前に引くか、皮膚をつまみ直して針の角度をわずかに水平方向へ修正すると、空間が確保されて勢いよく落ち始めます。
Q3:点滴をした後、背中から腰にかけて体がタプタプに腫れていますが異常でしょうか?
A3:皮下に100〜200ml前後の水分を一時的に貯留させるため、重力によって液が下がり、腰や下腹部がタプタプと膨らむのは正常な反応です。健康な循環機能が保たれていれば、数時間から半日程度で徐々に体内に吸収されて元の体型に戻ります。もし翌日になっても水たまりが引かない、あるいは足先までパンパンにむくんでいる場合は、輸液スピードや体液処理能力に問題が生じている可能性があるため、獣医師に速やかに相談してください。