Q1:痛みが引かないのでロキソニンを一度に2錠飲んでも大丈夫ですか?
A1:絶対に避けてください。自己判断で用量を倍増させても鎮痛効果の上限(天井効果)に達するだけで効果はほとんど上がらず、重篤な胃粘膜障害や腎機能障害のリスクが跳ね上がります。規定の用法・用量を厳守し、効かない場合は患部の冷却や姿勢の工夫など物理的な応急処置を併用してください。
Q2:痛みが激しい時、温めるのと冷やすのはどちらが正解ですか?
A2:明確に「冷やす」が正解です。歯の神経や歯周組織の炎症は血管が膨張して神経を圧迫している状態です。温めると血行が促進され、拍動性の痛みが急激に悪化します。冷水タオルや冷却ジェルシートを頬の外側に当てて局所の熱を奪ってください。ただし、口の中に氷を直接含む急激な冷却は神経を過剰刺激するため厳禁です。
Q3:鎮痛薬を飲んで翌朝痛みが消えていれば、歯医者に行かなくても良いですか?
A3:必ず歯科医院を受診してください。薬で痛みが消えたのは病気が治ったからではなく、神経の伝達が一時的に遮断されたか、あるいは炎症の極期を過ぎて「神経が完全に壊死して感覚を失った」危険なサインです。神経が死滅すると一時的に無痛になりますが、やがて顎の骨の中で細菌が増殖して骨を溶かし、蜂窩織炎などの重篤な全身疾患へと進行します。