新幹線の延伸に伴い、旅行者の動線や観光地でのリアルな体験価値にはどのような変化が生じているのでしょうか。SNS上の反響や現地の観光関係者への取材データをもとに、旅行者の率直な評価を検証しました。
まず圧倒的な高評価を得ているのが、国の名勝・天然記念物に指定されている東尋坊です。日本海の荒波によって削り出された輝石安山岩の柱状節理は、世界でもわずか数カ所しか存在しない地質学的奇観です。観光船からの見上げる絶景や、断崖絶壁に立って足元を見下ろすスリルは、「写真で見る数倍の迫力がある」と絶賛されています。一方で、「柵がほとんどないため強風時や雨天時は足元に注意が必要」「断崖付近はスニーカー必須」といった現実的なアドバイスが旅慣れた層から共有されています。
また、日本海側最大級の木造鳥居を構える敦賀気比神宮や、絶景ドライブウェイとして人気の三方五湖レインボーライン(レインボーライン山頂公園)も再評価が進んでいます。三方五湖の美しいグラデーションと日本海を望むテラス席、足湯に浸かりながら景色を眺められるチルスポットとしての魅力は、特に20代〜30代の若年層から高い支持を集めています。