Q1:すでに庭植えしてしまい、広がりすぎて困っています。最も安全な駆除手順は?
A1:草刈り機やクワは絶対に使わず、晴天が続いて土が乾いている日に、ゴム手袋を着用して手作業で塊ごと丁寧に剥ぎ取ってください。その際、周囲に破片を落とさないようビニール袋を真横に構えて作業します。剥ぎ取った後は、表土を数センチ削って処分し、最低1〜2か月は防草シートで完全遮光して残留した葉の光合成を絶つのが最も確実な根絶ルートです。
Q2:どうしても地植えのグランドカバーとして多肉植物を使いたい場合の代替案はありますか?
A2:セダムの代わりに、ロゼット状を保ち匍匐して暴走しにくい「センペルビウム」や、ある程度の耐湿性を持つ「クラピア」(多肉ではありませんが被覆力と耐踏圧性に優れた緑化植物)の導入を検討してください。どうしてもセダムを使う場合は、土中に深さ20cm以上のコンクリート製あぜ板やエッジング材を埋め込み、地下と地表の境界を完全に物理遮断した極小スペースに限定してください。
Q3:毎年梅雨から夏にかけて根元が黒くドロドロに溶けてしまいます。防ぐ方法はありますか?
A3:地植えの場合、日本の長雨を完全に避けることは難しいため、梅雨入り直前の5月下旬に全体の高さを半分以下にバッサリと刈り込む「透かし剪定」を行ってください。地面近くの通気性を強制的に確保し、雨水が滞留しないように周囲に川砂やパーライトを混ぜ込んで土壌改良を行うことで、壊滅的な蒸れ枯れを一定程度軽減できます。
Q4:斑入りの品種を綺麗に保ち続けるための剪定ルールはありますか?
A4:斑入り種の中に1本でも完全に緑色に戻った茎(先祖返りした茎)を見つけたら、即座に根元から指で摘み取って処分してください。緑の茎は斑入り茎に比べて葉緑素が多く光合成能力が圧倒的に高いため、放置すると数週間で斑入り株全体の栄養を奪い、最終的に緑一色の強健な原種に完全に淘汰されてしまいます。