現役レスラー時代から引退期にかけて、坂田亘は複数の飲食店経営に乗り出しました。居酒屋やダイニングバー、高級ステーキ店など、自らの知名度と人脈を活かしたプロデュース店舗を次々とオープンさせ、一時は実業家としても注目を集めました。
しかし、飲食業界の激しい競争や店舗展開の急速な拡大が裏目に出ます。運転資金のショートや業績不振が重なり、最終的にはプロデュース店舗の相次ぐ閉店・撤退を余儀なくされました。この事業失敗が、後に大きく報道される「借金トラブル」の引き金となりました。
特に世間を震撼させたのが、岐阜県内の遊技機関連会社から起こされた約5,700万円の貸金返還請求訴訟でした。坂田側は「出資であり返済義務のある借入金ではない」と法廷で争ったものの、2012年に東京地裁および東京高裁で敗訴が確定しました。この巨額負債の発覚により、週刊誌各社は「小池栄子が背負わされた借金地獄」「離婚不可避」と大々的に書き立てることとなりました。