グローバルなオンライン交流や越境リモートワークが当たり前となった現在、最も注意を払うべきは海外で危険な絵文字の裏の意味です。日本国内の感覚で無邪気に送信した記号が、海外の受信者にとっては性的なハラスメントや侮蔑のサインと受け取られるリスクが存在します。
典型的な例がナスと桃の絵文字に隠された意味です。欧米圏のSNSやマッチングアプリにおいて、ナス(🍆)は男性器、桃(🍑)は臀部(お尻)を指す代表的な性的スラングとして完全に認知されています。InstagramやTikTokなどの主要プラットフォームでは、これらの絵文字を特定のハッシュタグと組み合わせて検索することが制限されるほど、性的コンテンツの隠語として厳格に対処されています。料理や買い物の話題以外でこれらを送信すると、即座に不快感やブロックの対象となるため厳重な配慮が求められます。
さらに性的なスラングにとどまらず、日常的なハンドサインにも地雷が潜んでいます。
- OKサイン(👌):日本では「了解」や「お金」を意味しますが、欧米の一部地域では極右思想のシンボルとして悪用された経緯があり、南米や地中海沿岸では極めて下品な侮辱のサインとなります。
- 親指を立てるサイン(👍):中東や西アフリカの一部地域では、相手を激しく罵倒する侮蔑表現と同義になります。また、欧米のZ世代間では「話を一方的に打ち切る冷淡な態度」として嫌悪される傾向が強まっています。
- 指をクロスさせる(🤞):欧米では「幸運を祈る」ポジティブな意味ですが、ベトナムでは女性器を暗示する重大なタブーとされています。