コーン缶詰を料理に使う際、多くの人が無意識に捨ててしまいがちなのが「缶汁」です。実はこの液体には、とうもろこしの甘みと水溶性のグルタミン酸(旨味成分)が凝縮されています。煮込み料理や炊き込みご飯、スープを作る際は、水の一部をこの缶汁に置き換えるだけで、コンソメやだしの素を減らしてもコク深い仕上がりになります。
さらに味をワンランク格上げするプロ直伝の隠し味が「焦がし醤油」と「粉チーズ」の組み合わせです。コーン特有の甘みは、メイラード反応による香ばしさや乳製品の油分と結びつくことで、格段に奥行きが増します。炒め物の仕上げに醤油を鍋肌から垂らしたり、焼き物に少量の粉チーズを忍ばせたりするだけで、家庭の味が専門店の風味へと劇的に進化します。