ネット上の情報には、料理初心者が陥りやすい2つの大きな誤解が存在します。
第1の誤解は、「小麦粉の量を増やせばしっかりまとまる」という思い込みです。山芋を入れない不安から粉の分量を増やしてしまうと、キャベツ同士の隙間が小麦粉ペーストで完全に埋まり、中心まで熱が伝わりにくくなります。結果として中が重たく蒸された「お好み焼き味のパンケーキ」になりかねません。
第2の誤解は、「生地をしっかり均一に練り合わせるべき」という認識です。プロ直伝お好み焼きの作り方において、生地とキャベツを混ぜる時間はわずか15〜20秒程度。スプーンやスプーン状のヘラで下から空気を含ませるようにサックリと合わせるのが鉄則です。白っぽく粘りが出るまでグルグルとかき混ぜてしまう行為こそが、ふんわり感を奪う最大の原因です。