全盛期には連日のようにテレビ番組へ出演していたKですが、一時期パタリとメディアから姿を消した時期がありました。ネット上では「体調不良説」や「音楽活動の休止」といった様々な噂が飛び交いましたが、その決定的な理由は韓国男性の義務である約2年間の兵役にありました。
Kは2010年末に日本での活動を一時休止し、母国・韓国へ帰国。陸軍軍楽隊へ入隊して誠実に国防の義務を果たしました。過酷な訓練の日々を乗り越え、2012年10月に満期除隊を迎えた後、日本での音楽活動を無事再開させています。
除隊後の露出が落ち着いて見えるようになった背景には、本人の音楽活動に対するスタンスの変化も関係しています。シングルやタイアップを中心とした過密なテレビ出演から距離を置き、全国各地をめぐるアコースティックライブやファンと密接に向き合うホールツアー、さらにはミュージカルへの挑戦など、「生演奏のクオリティ」を最重視するアーティスト活動へとシフトしていったのです。露出の減少は衰退ではなく、表現者として地に足をつけた活動への転換期でした。