トップ俳優・菅田将暉の本名が「菅生大将(すごう たいしょう)」であることは知られているが、弟たちの本名や歩んできた経歴には、それぞれの生き様が濃密に反映されている。次男の「こっちのけんと」の本名は菅生健人(すごう けんと)。そして三男の菅生新樹(すごう あらき)は、本名をそのまま芸名として掲げ、俳優の道へと飛び込んだ。
大学時代からアカペラサークルで歌唱力を磨き、実生活での悩みや葛藤を音楽へと昇華させてきた「こっちのけんと」。一方、大学卒業を機に本格的な演技の勉強を重ね、自らの力でオーディションを勝ち抜いてきた菅生新樹。生粋の表現者ファミリーでありながら、彼らのキャリア形成は極めて自立している。活動の裏側には、偉大な兄の背中をただ追いかけるのではなく、己の表現を突き詰めるという強い覚覚悟が存在していた。