伊勢白山道の発信の中核を成しているのが、「伊勢白山道 先祖供養」と「伊勢白山道 神棚」の祀り方に関する極めて具体的な作法指導です。既成仏教や一般的な神道とは一線を画すその教理体系には、以下のような際立った独自ルールが存在します。
- 短冊と3本の線香による供養:特定の戒名や寺院を介さず、「〇〇家先祖代々諸々の霊位」と記した木製短冊に対し、国産の無添加白檀線香を「3本」立てて感謝を手向ける手法を推奨。
- 感謝想起の徹底:先祖に対して現世利益(金運、病気平癒、合格祈願など)を願うことを厳禁とし、「生かして頂いて ありがとうございます」という感謝の言霊のみを唱えることを義務付ける。
- 三社造りの神棚とアマテラス信仰:自宅の目線より高い位置に神棚を設け、中央に伊勢神宮の神宮大麻、向かって右に氏神神社、左に崇敬神社を祀る伝統的な形式を推奨しつつ、太陽信仰と結びついた独自の霊的秩序を説く。
特筆すべきは、「霊能者や寺社に大金を払う供養はかえって霊障を招く」として、法外な祈祷料や霊感商法を激しく攻撃している点です。この反商業主義的なメッセージが、過去に新興宗教や高額な開運グッズで苦い経験をした人々の安心感を惹起する構造になっています。