「非通知拒否を設定しているはずなのに、電話が鳴ってしまった」「着信音が鳴って不審な通知が表示された」という相談がネット掲示板やSNSで頻繁に見受けられます。非通知拒否 なぜ鳴るという疑問の背景には、通信規格上の盲点と表示の仕様違いが存在します。
盲点1:「非通知」と「公衆電話」「通知不可能」は別物
着信画面に表示される番号非表示の電話には、実は以下の3種類があります。
- 非通知(発信者が「184」を付加して意図的に番号を隠した通話)
- 公衆電話(街頭の公衆電話からの発信)
- 通知不可能 / 表示圏外(国際電話、一部のIP電話、Skype等のVoIP回線)
多くのキャリア設定や端末の「非通知拒否」は、1つ目の「184による非通知」のみを対象としています。公衆電話や海外経由の回線からかかってきた場合、拒否フィルタをすり抜けて呼び出し音が鳴ってしまうのです。
盲点2:LINEや050通話アプリ経由の着信
スマートフォンのOS標準電話機能で拒否設定をしていても、LINE、WhatsApp、Skype、050発信アプリといった外部アプリに着信があった場合、アプリ側で個別にブロック設定を行っていなければ呼び出し音が鳴動します。
盲点3:iPhone「不明な発信者を消音」の例外ルール
iPhoneの機能は非常に強力ですが、「過去にこちらから発信したことがある番号」や「メール本文内に記載されていた署名の電話番号」をSiriが学習している場合、未登録の番号であっても自動的に着信を許可するアルゴリズムが組み込まれています。完全に未知の番号以外はすり抜ける仕様であることを理解しておく必要があります。