Q1:大人にも感染しますか?大人が感染した場合の自覚症状はどうなりますか?
A1:大人にも全く同じように感染します。ただし、成人は皮膚の知覚や免疫応答の違いにより、夜間のかゆみを自覚しにくい傾向があります。無症状のまま体内でサイクルを維持し、知らないうちに子どもへ再感染させる「家庭内キャリア」になりやすいため、子どもの感染が判明した際は大人の無症状者も同時に駆除薬を飲む必要があります。
Q2:昔使っていた朝のセロハンテープ検査は、今でも病院で受けられますか?
A2:受診先の小児科や内科で必要と判断された場合、同様の原理を用いた検査キット(粘着フィルムを用いた肛門周囲擦過法シート)が処方・配布され、翌朝起きた直後に採取して提出する形で検査可能です。ただし、目視で虫体を確認できている場合や典型的な夜間症状がある場合は、検査を省略して直ちに駆除薬の処方に進むことも一般的です。
Q3:家族や子どもが感染した場合、保育園や小学校は登校・登園停止になりますか?
A3:学校保健安全法において、ぎょう虫症は出席停止となる感染症(インフルエンザや麻疹など)には指定されていません。そのため法的な出席停止義務はありませんが、集団感染を防ぐ観点から、駆除薬の1回目を服用し終えるまでは登園を控えるよう園独自で要請される場合があります。速やかに園の養護教諭や担当医に相談し、指示を仰ぐのが適切です。