引退発表時に大きな関心を集めたのが、井上公造氏の病気と体調面に関する告白でした。ネット上では重病説も囁かれましたが、彼が長年悩まされていた病気の正体は重度の自律神経失調症でした。
芸能リポーターの日常は過酷を極めます。携帯電話は24時間鳴り続け、深夜や早朝を問わずスクープの裏取りや関係者への取材対応に追われる日々。常に脳が覚醒した状態が数十年続いた結果、睡眠障害や激しいめまい、体温調節の異常など、身体に様々な異変が生じるようになっていました。
「ベッドに入っても着信音が鳴っている幻聴が聞こえる」「休職して静養しても完全にはリセットされない」という極限状態の中で、井上氏は命を削るような働き方をこれ以上続けることは不可能だと悟りました。テレビカメラの前では常に明るく振る舞っていた裏で、壮絶な体調不良と闘い続けていたのが実情です。