本作の拡散に伴い、ネット上では数多くの派生テキストや誤情報が流通する事態となりました。検索エンジンで頻繁に見られる俺のアパートが祭りかもしれん その後というキーワードの背景には、後日談とされる創作スレッドの存在があります。
一部の掲示板やSNSでは、「数日後にスレ主の友人と名乗る人物が後日談を投下した」「スレ主は精神病院に入院していたことが判明した」「部屋の中で倒れていたスレ主が警察に保護された」といったエピソードが真実のように語られるケースが散見されます。しかし、当時の一次ログを完全に追跡・照合した結果、公式なスレ主による本物の「その後」は一切存在しないことが判明しています。これらはすべて、スレ主の行方不明という結末に耐えかねた第三者が作成した二次創作や、アクセス稼ぎを目的とした改変俺のアパートが祭りかもしれん コピペが独り歩きした結果に過ぎません。
また、物語の舞台となったアパートの所在地を巡っても、「東京都足立区の特定物件である」「京都の古い学生アパートだ」といった特定合戦が繰り広げられましたが、スレッド内の記述からは地域を特定できる客観的証拠は一切残されていません。空白の部分が多ければ多いほど、人間の想像力は自らの生活圏に怪談を引き寄せてしまうという、都市伝説特有の拡散心理が如実に表れた事例です。