市場価値を大きく左右するのが製造年代です。ハーレーダビッドソンTシャツ年代判別を行う上で、最初に着目すべきは縫製仕様と首元のタグです。
最も初歩的かつ強力な指標となるのが、ハーレー古着シングルステッチ見分け方です。1990年代半ば以前に製造されたTシャツの多くは、袖口や裾の縫製が1本の糸で縫われた「シングルステッチ(一本縫い)」で仕上げられています。1995〜1996年頃を境に耐久性を重視した「ダブルステッチ(二本縫い)」へ移行したため、裾と袖のステッチを確認するだけで、90年代半ば以前の個体である可能性を瞬時に絞り込むことができます。
さらに精度を高めるためには、ハーレーTシャツタグ種類一覧の知識が欠かせません。年代ごとに採用された代表的なボディとタグの特徴は以下の通りです。
- 1970年代〜1980年代初頭(バー&シールド最初期・パキ綿):パキスタン製コットン(通称パキ綿)や「Champion(チャンピオン)」「Sportswear」などの薄手ボディ。ブランド初期の「バー&シールド」ロゴが単色でプリントされた素朴なタグが特徴です。
- 1980年代(80年代ハーレーTシャツ特徴):「3D Emblem」「Hanes(ヘインズ)青タグ/牛タグ」「Screen Stars(スクリーンスターズ)」の白タグ。コットン50%・ポリエステル50%の混紡率が多く、特有のテロっとした質感と経年による美しい毛羽立ちが表れます。
- 1990年代(90年代黄金期タグ):「Harley-Davidson Holoubek」「RK Stratman」「Brockum」「巨匠タグ(HARLEY-DAVIDSON OFFICIAL CLOTHING)」。ヘビーウェイトのコットン100%ボディが主流となり、身幅が広く着丈が短いボックスシルエットが完成します。