エキゾチックで彫りの深い顔立ち、188cmの恵まれた体躯、そして「藍(らん)」という響きから、ネット上では長年「高橋藍は外国とのハーフなのではないか」という噂が絶えませんでした。しかし、実際の血統を正確に整理すると、高橋藍選手はハーフではなく「クォーター」です。
その背景にあるのが、母・小百合さんのルーツです。報道機関の取材や選手本人のインタビューによると、小百合さんはアメリカ人の父親と日本人の母親の間に生まれたハーフです。国籍は日本であり、京都で生まれ育ちました。そして、父である高橋政義さんは純粋な日本人であるため、藍選手および兄の塁選手、妹の莉央さんは、アメリカの血筋を4分の1受け継いだクォーターという構成になります。
「藍」という名前についても外国由来を想像させますが、命名の由来は非常に日本的かつ家庭的です。野球経験者であった父・政義さんが、野球用語の「ホームラン」から着想を得て「世界へ羽ばたくように」との願いを込めて名付けたことが明かされています。日米の文化が自然に溶け合う家庭環境の中で、独自のアイデンティティと国際的な視野が育まれたといえます。