京町更科の暖簾をくぐると、店内には威勢のいい声が飛び交っています。着席とほぼ同時に店員から「何にしますか?」と尋ねられるため、初めて訪れる方は事前にサイズとオーダー方法を頭に入れておくのが得策です。
メニュー表には「並」「大(大盛り)」「ダブル(特大)」がラインナップされていますが、常連客の注文で圧倒的に多いのが「冷やしたぬき ダブル」です。ダブルとは麺が丸々2玉入ったボリューム満点の仕様。濃厚なつゆと具材のインパクトが強いため、並盛りでは麺が先に尽きてしまい、物足りなさを感じる人が多いためです。
更科を語る上で欠かせないのが「驚異の提供スピード」です。厨房とフロアが完璧に連動しており、注文を伝えてから早い時には30秒〜1分程度で着丼します。絶え間なく麺を茹で上げ、冷水で締め、盛り付ける職人技のオペレーションによって、客を一切待たせないファストフード顔負けの回転率が維持されています。