魅力的なおばけのイラストを描くには、造形におけるいくつかの基本原則が存在する。第一に意識すべきは、シルエット全体の丸みだ。直線を極力排除し、しずく型やマシュマロのような柔らかい流線形を意識することで、視覚的な警戒心を瞬時に解き放つことができる。さらに、キャラクターデザインの要となる表情作りにおいては、目の位置をやや下寄りに配置し、白目の余白を大きめにとることで、幼さや愛くるしさを強調する手法が極めて効果的だ。
デジタルアート業界で活躍するトップイラストレーターたちが駆使する限定テクニックとして、透明感と浮遊感の演出があげられる。半透明のレイヤー効果を用いて裾部分にほんのりとグラデーションを掛けたり、発光エフェクト(ドロップシャドウや外側の発光)を加えることで、怪しくも魅力的な立体感が生まれる。浮遊感を出すためには、生地が風になびくようななだらかな曲線を裾に描き、周囲に小さな光の粒子や星のモチーフを散りばめるのがコツだ。