動画配信サービスを利用してプリキュアを視聴している家庭やファンのリアルな実態を調査すると、地上波リアルタイム視聴からVOD視聴への明確な行動様式の変化が浮かび上がってきます。
育児コミュニティやSNS上では、特に未就学児を育てる保護者層から切実な声が寄せられています。
「日曜の朝にグズって見られなくても、『あとでタブレットで見ようね』と言えるだけで親の精神的負担がまったく違う」(30代・2児の母)
「TVerだと途中のCMで子どもが画面を連打して別ページに飛んでしまう。DMM TVに切り替えてからは広告がなく、Fire TV Stickを使ってリビングの大画面テレビで安全に見せられるので助かっている」(20代・1児の父)
また、2000年代の『ふたりはプリキュア』や『Yes! プリキュア5』をリアルタイムで観ていた20代〜30代の大人世代による「再履修ブーム」も顕著です。当時夢中になったシリーズを全話イッキ見したり、大人向けに制作された続編・スピンオフ作品(『キボウノチカラ〜オトナプリキュア'23〜』や『魔法つかいプリキュア!!〜MIRAI DAYS〜』など)と合わせて鑑賞したりする動きが定着しています。幅広い世代がそれぞれの時間軸で作品と向き合える環境が、配信プラットフォームによって整えられたと言えます。