痛みを早く解消しようとして、自己流のストレッチやマッサージを行うのは非常に危険です。頸部捻挫を起こしている筋肉は、細かな繊維が傷ついて痙攣(スパズム)を起こしています。その状態の筋肉を力任せに伸ばしたり、指圧で強く押し込んだりすると、微小断裂が拡大し、翌朝さらに首が動かなくなる「二次被害」を招きます。
急性期(発症後1〜2日)の正しい対応原則は「安静(Rest)」です。首を無理に動かさず、痛みの出ない姿勢(ニュートラルポジション)を保持します。熱感が強い場合は、氷嚢や保冷剤をタオルに包み、1回15分程度局所を冷やす(Icing)ことが腫れを最小限に抑える鉄則です。