明治神宮で現在頒布されている御朱印帳には、参拝者の好みや用途に合わせて選べるいくつかの代表的なモデルが存在します。それぞれの意匠が持つ背景や魅力を詳しく見ていきます。
1. 温もりあふれる「木製デザイン」
参拝者の間で圧倒的な人気を誇るのが、表紙に天然木を採用した木製御朱印帳です。明治神宮の深い杜を想起させる優しい木目とほのかな木の香り、そして中央に施された菊花紋章の焼き印・彫刻が絶妙な調和を見せています。使い込むほどに手になじみ、経年変化によって色合いが深まる点も木製ならではの醍醐味です。
2. 艶やかで雅な「花菖蒲(はなしょうぶ)デザイン」
明治神宮御苑内に咲き誇る初夏の名物・花菖蒲をモチーフにした一冊です。明治天皇が昭憲皇太后のために植えられたという由緒ある花菖蒲が、繊細な織物で見事に表現されています。紫や白の花弁が織り成す優雅な色合いは、女性参拝者を中心に贈り物としても高い評価を獲得しています。
3. 王道の品格「菊の御紋デザイン(布張り織物)」
シックな紺色や落ち着いた色合いの布地に、金の箔押しや立体感のある織りで菊の御紋を配した定番モデルです。シンプルでありながら一切の隙がない格式の高さがあり、「最初の一冊」として選ぶ参拝者が後を絶ちません。
4. 節目に登場する「記念仕様・限定モデル」
鎮座百年祭などの歴史的な節目には、特別な装丁を施した限定モデルが登場することもあります。特別な箔押しや限定カラーが施された御朱印帳は、授与開始とともに大きな話題を呼びます。