実務の現場において、膨大なデータに対して手計算を行う場面はほとんどありません。表計算ソフトのMicrosoft Excelを活用すれば、関数1つで即座に相関係数を算出できます。
最も汎用性が高く標準的に使われているのが、相関係数 CORREL関数です。
【CORREL関数の基本構文】
=CORREL(配列1, 配列2)
例えば、セルA2からA30に「Web広告費用」、セルB2からB30に「新規獲得件数」が入力されている場合、計算結果を表示させたいセルに以下のように入力するだけで完了します。
=CORREL(A2:A30, B2:B30)
Enterキーを押せば、瞬時にピアソンの積率相関係数が出力されます。なお、エクセルには同様の機能を持つPEARSON関数も用意されていますが、計算アルゴリズムおよび算出結果はCORREL関数と全く同一です。実務現場ではより広く普及しているCORREL関数を利用するのが一般的です。
また、3種類以上の変数(例:広告費、Webサイト訪問数、成約数、問い合わせ件数)の相関を一括で総当たり分析したい場合は、エクセルの「データ分析」アドインに含まれる「相関」機能を使うと、すべての組み合わせを網羅した「相関行列テーブル」をワンクリックで自動作成できます。