スマートフォンの画面に「0570」から始まる不在着信があった場合、多くの人が「詐欺や迷惑電話ではないか」と身構えます。結論から言えば、0570番号そのものを取得するにはNTTコミュニケーションズによる厳格な法人審査が必要であるため、実体のない架空請求詐欺グループや海外の違法業者が直接取得して発信に使うケースは極めて稀です。
着信があった場合の主な発信元は、以下のような正当な企業・公的機関の用件であることが大半を占めます。
- 配送業者(ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便など):再配達の連絡や住所確認
- クレジットカード会社・銀行:不正利用検知の確認連絡、支払い期日の案内、本人確認
- 自治体・公的機関(年金事務所・ワクチン接種予約窓口など):申請書類の不備確認や各種案内
- 航空会社・旅行代理店・チケット販売サイト:便の欠航案内、予約内容の変更連絡
ただし、「0570に着信があったからといって、無警戒にそのまま折り返す」のは推奨できません。折り返し発信を行えば、前述のとおり高額な通話料金が自己負担となるためです。着信があった際は、まず検索エンジンでその電話番号をそのまま検索し、どの企業のどの部署からの発信かを特定した上で、緊急性がある場合のみ対応するのが賢明な防衛策です。