警察官採用試験を検討する際、最も関心を集めるのが高卒と大卒の違いです。学歴によって試験の出題レベル、初任給、警察学校の在籍期間、そしてその後の昇任試験を受験できるまでの待機年数に明確な差が設けられています。
警察官の給与体系は、一般行政職の公務員に比べて危険手当や夜間勤務手当が手厚い「公安職給料表」が適用されるため、初任給から比較的高水準に設定されています。ボーナス(期末・勤勉手当)も年に約4.5ヶ月分支給されるため、同年代の平均的な民間企業と比較しても給与水準は安定しています。
警察組織は階級社会ですが、都道府県警察においては昇任試験の公平性が極めて高く保たれています。大卒であっても試験に合格しなければ巡査のままですし、高卒であっても本人の努力次第で警視や警視正といった幹部ポストへ昇り詰めることが可能です。「学歴よりも個人の実力と意欲が評価される現場」である点が、警察官の大きな魅力の一つといえます。