日本代表のブラジル戦史を語る上で外せないのが、希代の至宝ネイマールの存在です。日本代表にとって、彼はまさに悪夢と呼べる「日本キラー」として君臨し続けました。
ネイマールが対日本代表戦で記録したゴール数は通算5試合で9得点。特に2014年10月にシンガポールで行われた一戦では、1人で全4ゴールを奪う圧巻のパフォーマンスを披露し、日本のディフェンス陣を完全に無力化しました。
ファウルでしか止められない圧倒的なアジリティ、ファウルを誘う狡猾な間合いの取り方、そしてプレッシャーのかかるPKを平然と沈める精神力。2026年6月の新国立競技場での対戦でも、強固なブロックを築いた日本からきっちりPKを奪い、決勝点をマークしました。一人のワールドクラスが試合の趨勢を決定づけるという、国際フットボールの残酷な現実を突きつけられた象徴的な対戦歴です。