現在の上位環境で猛威を振るっているデンリュウ育成論SVの潮流は、大きく分けて3つの型に集約されます。それぞれの型が担う役割と、厳選された技構成の意図を紐解きます。
1. デンリュウコットンガード型の驚異的な耐久ループ
現環境で最も対策を急がれているのが、デンリュウコットンガード型です。1回使用するだけで防御ランクが3段階(2.5倍)上昇するため、テラスタルで弱点を消したデンリュウを物理技で突破することは極めて困難になります。
特筆すべきは、タマゴ技で習得するデンリュウパラボラチャージとのシナジーです。与えたダメージの半分を回復できるこの技を採用することで、攻撃しながら自身の体力を維持する無限耐久ループが完成します。デンリュウ持ち物に「たべのこし」を持たせれば、定数ダメージでも崩れにくく、相手の物理選出を一体で完封する性能を誇ります。
2. 撃ち合い性能を極限まで高めたデンリュウとつげきチョッキ型
サイクル戦を意識した構築で評価を高めているのがデンリュウとつげきチョッキ型です。もともと特防種族値90と高水準な数値を持ち、チョッキを持たせることで特殊耐久指数は並の伝説ポケモンをも凌駕します。
デンリュウおすすめ技構成としては、安定したメインウェポンの「10まんボルト」、有利対面を維持し続ける「ボルトチェンジ」、そして呼びやすい鋼や岩、ノーマルに刺さる「きあいだま」が基本線となります。デンリュウテラスタイプには、地面や水の一貫を切りつつ粉技を無効化できる「くさ」や、弱点の少ない「みず」が選ばれています。