幸阪茉里乃がバラエティ番組で見せる最大の魅力は、人形のような端正な顔立ちから繰り出される容赦のない毒舌と、特定の対象に向ける猛烈な愛情のアンバランスさです。
冠番組『そこ曲がったら、櫻坂?』では、MCの土田晃之やハライチ・澤部佑からの無茶振りに対しても、眉ひとつ動かさずに淡々と辛辣な一言を返すシーンが名物となっています。愛想笑いで誤魔化さないその姿勢は、いわゆる「予定調和」を嫌う視聴者から高い評価を受けています。
その一方で、同期のエースである森田ひかるに対する熱烈な好意は、ファンの間でもはや伝説的なエピソードとなっています。ブログや冠番組内で見せる「るんちゃん(森田ひかる)が好きすぎて距離感がバグる」姿は、普段の冷静沈着な姿との落差があまりにも激しく、視聴者を強烈に惹きつけました。
心理学における「ゲインスト・ロス効果(ギャップ効果)」の観点からも、この極端な二面性はファンの感情を強く揺さぶります。「普段は感情を表に出さないクールな少女が、心を許した相手にだけ見せる過剰な執着」という構図は、現代のキャラクター受容において最もエンゲージメントを高める要素として機能しています。