一見、接点がないように思えた二人。出会いは1995年の映画『ゲレンデがとけるほど恋したい。』だった。大沢が主演を務め、広瀬が同名の主題歌を担当。この大ヒット作が、二人の運命を手繰り寄せた。圧倒的な歌唱力とバイタリティでポップス界を牽引する広瀬と、モデルから俳優へと転身し、独自の存在感を放ち始めていた大沢。互いにクリエイターとしての才能に強く惹かれ合ったのは必然だったのかもしれない。
「表現者」としてのリスペクトが根底にあったからこそ、彼らは世間の目を気にすることなく、自分たちのペースで愛を育んでいった。当時のインタビューを振り返ると、互いの才能を刺激し合う同志のような関係性が垣間見える。