かつてあれほど賑わった海水浴場がなぜ閉鎖に至ったのか、その経緯には複数の要因が絡み合っています。
大きな要因の一つが安全管理と利用形態の変化です。浜名湖は外海と繋がる汽水湖であり、地形や潮の干満によって複雑な潮流が発生する箇所が存在します。監視体制を維持するコストや安全確保のハードルが高くなったことが指定解除の契機となりました。
また、浜松市による水質調査において環境基準そのものは保たれているものの、閉鎖性水域特有の藻類の発生や底質の変化、さらには後述するマリンスポーツ利用者との接触事故防止など、複合的な観点から総合的に「遊泳には適さない」と判断された経緯があります。