やけどの水ぶくれ破れにキズパワーパッドは危険?正しい最新処置法

やけどの水ぶくれ破れにキズパワーパッドは危険?正しい最新処置法

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日本熱傷学会が策定する熱傷診療ガイドラインでも、受傷後の感染兆候に対する厳重な警戒が呼びかけられている。水ぶくれが破れた部位にキズパワーパッドを貼り、以下のような異変が現れた場合は、直ちにパッドを剥がして医療機関へ駆け込む必要がある。

第一に「ズキズキとした拍動性の痛みの増強」。第二に「創部周囲の皮膚が急速に赤く腫れ上がり、触れると熱を持っている状態」。第三に「滲出液が白濁し、黄色や緑色の膿(うみ)に変化して悪臭を放っている場合」だ。被覆材の内部で緑膿菌や黄色ブドウ球菌が増殖すると、本来は浅かったはずのII度熱傷が、細菌感染によって真皮深くまで破壊される「深層化」を引き起こす。結果として、一生消えない色素沈着や瘢痕を残す原因となる。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。