この破局劇において、当時ワイドショーや週刊誌で大きくクローズアップされたのが、趣里の父である水谷豊と母・伊藤蘭の存在でした。
当時同棲していたマンションは、娘の一人暮らしを案じた水谷夫妻が用意した物件であったと報じられています。自身の愛娘が住む部屋で起きた重大なプロ失格の事態に対し、水谷が激怒したという報道が各メディアを駆け巡りました。
水谷自身、芸能界屈指のプロフェッショナルとして知られており、現場への遅刻や公演中止という「役者として最もあってはならない行為」に対して厳しい姿勢を示したのは想像に難くありません。娘の将来と精神的負担を案じた両親の強い助言もあり、趣里はきっぱりと関係を清算することとなりました。
なお、田島亮はその後、長い充電期間と小劇場の現場での下積みを経て、卓越した演技力を持つバイプレイヤーとして芸能界への本格復帰を果たしています。過去の過ちを真摯に受け止めた田島と、苦難を乗り越えて国民的女優へと駆け上がった趣里。ふたりは完全に別の道を歩み、それぞれの場所で評価を確立しています。