小学校6年生の学期末に立ちはだかる「漢字まとめテスト」は、多くの場合1問2点配点の100点満点で構成されています。低学年から中学年までの漢字テストと異なり、出題範囲が1学期間、あるいは全学年で習った全漢字に及ぶため、児童にかかる負荷は桁違いです。
教育現場の教員や学習塾関係者への取材によると、普段の単元テストではクラス平均が80点台後半を維持している公立小学校でも、小6の漢字50問テストになると平均点が65点〜72点前後まで急落するケースが散見されます。この15点前後のギャップこそが、いわゆる「小6漢字の壁」です。
近年の学校現場では、通知表(あゆみ)の「知識・技能」の評価基準が厳格化されており、このまとめテストの結果が進学前の内申評価に直結します。さらに、出題構成も「書き問題25問・読み問題25問」とするバランス型から、「すべて書き取り50問」という高負荷型まで学校や学年主任の裁量によって分かれており、事前の出題傾向の把握が生徒たちの明暗を分けています。