2023年夏の閉館からスタートした解体工事は、安全対策と周辺環境への配慮を重ねながら順調に進み、2026年現在、かつての建築躯体の大部分が取り壊された。現地を訪れると、長年見慣れた三角形のシルエットが消え去ったことで、駅前の景観は一変している。長年この街を見守ってきた地元住民からは「寂しさは拭えないが、新しい街の姿への期待も膨らんでいる」との声が聞かれる。
跡地に建設される新たな巨大複合ビルには、最大7,000人を収容可能な最先端のアリーナ機能が盛り込まれる予定だ。旧ホールの音響特性と臨場感を再現しつつ、最新のデジタル演出設備を備えた新施設は、世界的なライブエンターテインメントの需要を取り込む拠点としての役割が期待されている。