白柏寿大の俳優人生を語る上で欠かせないのが、数々の金字塔的2.5次元タイトルでの名演です。それぞれの作品において彼が残した足跡は、原作ファンからも絶賛をもって迎えられました。
若手俳優の登竜門として知られる『ミュージカル・テニスの王子様』3rdシーズン(テニミュ)では、比嘉中学校の不知火知弥役を熱演。持ち前の長い手足を活かしたダイナミックなフォームと、泥臭くも熱いチームの絆を体現し、一躍脚光を浴びました。
続いて、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』では、青葉城西高校のミドルブロッカー・松川一静役として出演。強豪校の静かなる要としての冷静沈着な佇まいと、試合中の緊迫感をリアルなバレーボールの動きとともに表現し、原作読者が思い描く「松川そのもの」として高い評価を獲得しました。
そして、彼の評価を決定づけた代表作が、舞台『刀剣乱舞』シリーズにおける大般若長光役です。美術品としての気品、洒脱で大人の色気を漂わせる立ち居振る舞い、そして戦場での鋭い太刀筋。白柏寿大が演じた大般若長光は、衣装の着こなしから声のトーン、指先の動きに至るまで完璧な美学が貫かれており、「2.5次元における理想的な顕現」として舞台界に大きな衝撃を与えました。