クラスペディアは、オーストラリアやニュージーランドを原産地とするキク科クラスペディア属の多年草(日本の高温多湿な気候下では一年草扱いとなることが多い植物)です。学名は「Craspedia globosa(クラスペディア・グロボーサ)」と呼ばれ、種小名の「globosa」はラテン語で「球形の・球状の」を意味します。
園芸店やフラワーショップでは、品種名や流通名として「ゴールドスティック」や「ドラムスティック」「イエロースティック」といったキャッチーな別名で並ぶことも珍しくありません。黄金色のスティックがすっと直立するスタイリッシュな姿は、1本でも抜群の存在感を放ちます。
一見すると1つの大きな丸い花に見えますが、植物学的には小さな筒状花(とうじょうか)が無数に集まって1つの球体を形成する「頭状花序(とうじょうかじょ)」という構造を持っています。クラスペディアの開花時期は初夏から秋(6月〜10月頃)にかけてで、日当たりと水はけの良い環境を好みます。花持ちが非常に良く、切り花としても2週間近く美しい状態を保てる強健さも大きな特徴です。