小泉今日子の現在の活動の主軸となっているのが、2015年に自ら立ち上げた制作会社「株式会社明後日」の代表取締役としての業務です。2018年に前所属事務所から完全独立して以降、単なる「所属タレント」の枠を超え、演劇公演の企画・キャスティング・資金調達から当日のロビー対応に至るまで、自ら現場の最前線に立って制作指揮を執っています。
プロデュース公演『ピエタ』や『青空は後悔通りに敷きつめられている』をはじめ、彼女が手がける舞台プロデュース活動は演劇界からも高い評価を獲得しています。関係者によると、劇場では自らパンフレット販売や客席案内に立つ姿が日常的に目撃されており、「裏方に徹することで演劇の現場と演者の環境を根本から改善したい」という強い信念が現場スタッフの結束を生んでいます。
一方、パフォーマーとしての活動も衰えを知りません。デビュー40周年記念以降、定期的に開催されているライブ・全国ツアーでは、往年のヒット曲から現代的なアレンジ楽曲までを披露し、チケットは全公演ソールドアウトを記録。60代を迎えてなお増すボーカルの表現力と圧倒的なカリスマ性は、同世代のみならず若い世代のカルチャー層をも惹きつけています。