ゲーム史に刻まれた怪談「すぐにけせ」の元ネタとなったのは、1992年にアトラスから発売されたスーパーファミコン用ソフト『真・女神転生』です。世紀末の荒廃した東京を舞台に、悪魔召喚や神と悪魔の争いを描いたハードボイルドな世界観は、当時の小中学生から大人まで幅広い層に衝撃を与えました。
噂の具体的な内容はこうです。「カセットを本体に差し込んで電源を入れた際、ごく稀にタイトル画面ではなく、真っ暗な画面一面に不気味なフォントで『すぐにけせ』という文字が敷き詰められ、甲高い警告音が鳴り響く」というもの。カセットの抜き差しを繰り返す中で偶然目撃したという体験談が、2000年代初頭のネット掲示板(2ちゃんねるやふたば☆ちゃんねる)を中心に急速に拡散されました。
悪魔合体やダークなオカルティズムを正面から扱った作品だっただけに、「本当に呪われているのではないか」「開発スタッフの怨念がこもっている」といった憶測が飛び交い、恐怖の記憶としてネットコミュニティに深く刻まれることになりました。