私立高校入試において、合格難易度を左右するもう一つの指標が実質倍率の推移です。近年の愛知県私立入試は推薦入試での早期定員充足率が高まる傾向にあり、東邦高校も例外ではありません。
東邦高校の入試倍率は、推薦入試がおおむね1.0〜1.1倍(推薦基準を満たして中学校長の推薦を受ければ不合格者は極めて少数)で推移するのに対し、一般入試の実質倍率は例年1.8〜2.5倍程度を記録しています。愛知県私立の併願日程の組み合わせ次第では受験者数が大きく変動するため、見かけの志願倍率に惑わされない冷静な判断が必要です。
一般入試の学科試験は「国語・数学・英語・理科・社会」の5教科マークシート方式が中心となります。問題の難易度は公立高校の入試問題に近く、奇問・難問は少ないものの、標準的な問題を制限時間内にスピーディーかつ正確に解く処理能力が問われます。過去問対策においては、直近3〜5年分の問題を繰り返し解き、各教科65〜70%以上の正答率を安定して出せる状態に仕上げておくことが確実な合格ライン突破の鍵となります。