Q1:アイロンがけは、たたむ前と来年着る前のどちらにかけるのが正解ですか?
A1:「たたむ前の完全乾燥時」に軽くかけるのが基本です。ただし、糊を効かせすぎた状態で長期保管するとカビや虫食いの原因になるため、保管前はシワを伸ばす程度の軽いスチームにとどめてください。翌年着用する直前に、衿元や上前など目立つ部分だけ仕上げアイロンをかけるのが最も美しい状態を保てます。
Q2:和服用の「たとう紙」が手元にない場合、何で代用できますか?
A2:大きめの「不織布収納ケース」または「新品の無地クラフト紙」が最適です。最も避けるべきはビニール袋や密閉プラスチックケースです。通気性のない素材は結露を呼び、翌年の黄ばみ・カビの温床になります。不織布ケースを使用する場合も、底に除湿シートを1枚敷いておくことを強く推奨します。
Q3:ワンルームで浴衣を全開に広げてたたむスペースが床にありません。
A3:ベッドの上を活用するか、敷布団の上で作業してください。どうしても床面が足りない場合は、まず「衿元と上前だけを丁寧に重ねて長方形を作る」ことに集中し、身頃を半分ずつ手繰り寄せながら少しずつ畳むことで、座布団2枚分ほどの省スペースでも本だたみを完成させることが可能です。