古原が自身の体験を積極的に発信し始めた場所の一つがYouTubeだ。彼は自身のチャンネルを通じて、施設の日常や入所当時の心境、さらには卒園後のリアルな苦労を隠さず伝えている。従来のヒューマンドキュメンタリー番組のように外部の視点から描かれた「可哀想な子どもたち」というフレームを打ち破り、当事者の言葉でストレートに語られる映像は、視聴者に圧倒的な説得力をもって迫る。
視聴者からは「施設に対する偏見が消えた」「自分も同じケアリーバーとして勇気をもらった」といった声が相次いでいる。動画は単なる昔話ではなく、今現在まさに悩んでいる若者や、子どもたちを支える現場の職員に向けた力強いメッセージだ。SNSや動画メディアを駆使した発信は、従来の児童福祉の認知度向上に画期的なブレイクスルーをもたらしている。