主人公・鵺野鳴介(ぬ〜べ〜)が対峙するのは、昭和や平成の怪談だけではない。スマホの画面越しに侵食する呪いや、都市の孤独が生み出す新たな魑魅魍魎だ。左手に秘められた鬼の手による除霊アクションは、最先端のCGグラフィックスと手描きアニメーションのハイブリッド手法で再構築された。鬼の手が発する禍々しくも圧倒的な光の描写、そして霊力線の細部までこだわり抜かれた臨場感は、まさに圧巻の一言に尽きる。
童守小学校の5年3組の児童たちを守るため、己の恐怖と引き換えに命を懸ける鵺野鳴介の熱き情熱は健在だ。だが、今作では鬼の手の持つさらなる「真の解禁能力」についての新設定が盛り込まれており、ファンならずとも息を呑む展開が待ち受けている。