好感度急落の決定打となったのが、文藝春秋が発行する週刊文春による一連の告発報道と、それに伴う泥沼の法廷闘争だ。芸能ジャーナリズムが長年タブー視してきた大物芸人の私生活や女性への接し方が白日の下に晒された瞬間、長年積み上げられた神話は音を立てて崩壊した。
裁判終結に至るプロセスも、世間の不信感を増幅させる結果となった。法的な手続きを終えたとはいえ、公の場での明確な説明責任を果たさないまま復帰を模索する姿勢に対しては、「誠意が感じられない」「逃げ切っただけではないか」という批判が今なお根強く渦巻く。テレビ局や大手事務所の強大な圧力でスキャンダルを抑え込めた時代は終わりを告げ、視聴者は権力者の不誠実な対応を決して見逃さなくなった。