木更津市は「オーガニックシティ」を掲げ、持続可能なまちづくりを推進してきた。その波は当然、海岸エリアにも波及している。海岸線に沿って新設されたプロムナードには、地元の有機野菜や朝獲れの魚介類を提供するキッチンカー、環境配慮型のカフェが立ち並ぶ。プラスチックゴミの削減を徹底したこれらの店舗は、意識の高い若者たちの新たなホットスポットだ。
単なる観光消費の場ではなく、地域住民と訪問者がフラットに交流できる空間づくりが意識されている。週末の朝市には、東京から移住してきたクリエイターと地元のベテラン漁師が笑顔で言葉を交わす光景が日常的に見られるようになった。